赤、白、黄色。どの花見ても…。

2巡目回ってきました、銀河一可愛い柴田美沙です。

銀河一可愛い、をプッシュしていますが、いつか何処からか石が飛んでこないか不安。
いや、
どんなにつらくてもぼくはやめないぞ、きつとこらへるぞ!
柴田は泣きながらにぎりこぶしを握りました…。

そんな私のテーマは、「かま猫」ではなく「ダァリヤについて」

『まなづるとダァリヤ』を語るにあたって、もちろんダァリヤの事は欠かせません。
この童話には、赤、白、黄色、のダァリヤが登場します。

赤、白、黄色、と聞くと、みなさん一度は必ず耳にした事があるであろう童謡、『チューリップ』の節が浮かんできます。

——

さいた さいた

チューリップの花が

ならんだ ならんだ

あか しろ きいろ

どの花見ても きれいだな

——

ここで歌われているように、どんな色の花でも、綺麗なことには変わりないのですよね。
立派に懸命に咲く花達は、色や種類で優劣がつくわけではないのです。
人もきっと、同様な事が言えるのですが…。

その事をふと、忘れてしまう時があるんですね。
自分が一番だ、自分は誰かより劣っている、と思い始めると、どんどんどんどん、劣等感や自意識にがんじがらめになって周りが見えなくなってしまう。生活していると、少なからずある事だとおもいます。

まなづるとダァリヤに出てくる赤ダァリヤも、そんな風にして自ら破滅に進んでいきます。
では、前置きが長くなりましたが、ダァリヤ達について少しお話ししたいと思います。

ーーくだものの畑の丘のいただきに、ひまはりぐらゐせいの高い、黄色なダァリヤの花が二本と、まだたけ高く、赤い大きな花をつけた一本のダァリヤの花がありました。ーー

冒頭でまず、ひまはりぐらゐせいの高い、ってどのくらい?、と思う訳ですが、
ダァリヤの樹高は大体、20cm〜2m。
そしてひまわりは、30cm〜3m。
ひまわりの平均樹高は1.5mなので個人的には、黄色ダァリヤは1mくらいかな、と、考える。
そうなると、まだたけ高く、と言われてる赤ダァリヤは確実に1m越え…。ううん、デカい。

ダァリヤの開花時期は7月〜10月。
キク科ダリア属。

大きく華やかな花を咲かせるダァリヤですが、色によって花言葉が違います。

ダァリヤ全体の花言葉としては、

【華麗、優雅、気品、威厳、感謝、移り気、裏切り、不安定】

良い意味から悪い意味まで様々です。

赤ダァリヤ
花言葉【華麗】

「こればっかしぢゃ仕方ないわ。あたしの光でそこらが赤く燃えるやうにならないくらゐなら、まるでつまらないのよ。あたしもうほんたうに苛々してしまふわ。」

華やかに輝く赤ダァリヤにぴったりのこの花言葉。花の女王になりたい彼女は、貪欲に美を求めます。その想いが、彼女の破滅への始まりなのです。

黄色ダァリヤ
花言葉【優美】

「まぁ、あなたの美しくなったこと。あなたのまはりは桃色の後光よ。」
「ほんたうよ。あなたのまはりは虹から赤い光だけ集めてきたやうよ。」

優美と華麗、何となくパッと見ると似てる気がしますが、意味としては、

優美:上品で美しいこと。派手でない、おだやかな美しさのあること。また、そのさま。
(スーパー大辞林引用)

と、いうことらしいです。華麗が、華やかで美しい、という意味なのでそう考えると結構ちがいますね。

赤ダァリヤの側でいつも彼女を褒めそやす2本の黄色ダァリヤ。
そんな彼女達も、また赤や白とは違う美しさを放っています。黄色の方が、可愛げがあって親しみやすい感じもしますね。

白ダァリヤ
花言葉【感謝、豊かな愛情】

白いダァリヤはつゝましくわらってゐました。

赤や黄色とは離れた所でひっそりと佇んで、一言も喋らない白ダァリヤ。
好ましいイメージのある白色。彼女は何も言わず、全てを受け入れている様に見えます。赤ダァリヤとは対照的な存在。まなづるはそんな白ダァリヤの事が気にかかる様です。

三者三様、それぞれ違う魅力がありますね。
私は、この童話では赤ダァリヤが一番好きです。傲慢で貪欲で、人間臭くて好き。

さて、折角ダァリヤが出回り始める時期なので、買ってきました。

私が童話で想像しているダァリヤよりは小ぶりですが、やはり綺麗。
本当は大きな切り花を買う予定が、池袋、新宿、中野と探し回るも見つからず…やっと出会えたのが鉢植えに入ってた彼女でした。

夜と昼での見え方の違いをみなさんにも届けようと思い、早速夜に写真を撮るも…

真っ暗。

赤は暗闇では見えづらい、というのを伝えたかったのですがこれは流石に…。星明かりの下じゃないから?しかし、ここは東京。何処もかしこも電灯だらけな上に、星なんてまともに見えません。そこで部屋を真っ暗にして撮ったらこの始末。

思う様にはいかない世の中です。

彼女の成長は機会があればまた、ブログで少しお話ししたいと思います。

賢治さんの童話はお花が出てくる話も多いので、みなさんも、自分のお気に入りの童話に出てくるお花を、花屋さんやこれからの時期は植物園なんかで実際に見て触れてみると、賢治ワールドをより身近に感じられるかも知れません。

一番良いのは、岩手に行くことですけどね。
みなさん、7月23日は、岩手へGO!

7月23日(日)
ポラン寄席 10:30開演
宮沢賢治イーハトーブ館ホール
入場料:500円
お出入り自由

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