はじめての試み スライド

十力の金剛石についてのブログも終わりに近づいてきました。
本日はこれまで非公開だったスライドについて!

今回花巻で上演する十力の金剛石は、初めての試みなのです!

『朗読』×『スライド』

動きはほとんどなく、スライドのイメージと言葉で伝えようとしています。

スライドのイラストを描いてくださったのは、童話村にある白鳥の停車場さん‪@akm8726‬で出会ったラビッシュアートさん@Oh_Rub‬です。
ラビッシュアートさんの作品を見て、十力の金剛石のイラスト描いてもらえたらすごいな〜、でも無理だろうな〜、なんて言っていたら、白鳥の停車場さんが声をかけてくださって、実現したのです。
紹介してくださった白鳥の停車場さん、快く引き受けてくださったラビッシュアートさん、ありがとうございます。

花巻での『十力の金剛石』は賢治さんを通して花巻で引き寄せられたご縁によって実現しました。

それでは、スライドのほんの一部をご紹介いたします。
神々しい光を放つ花たち。
吸い込まれてしまいそうです。

その時、風が来て、りんどうの花はツァリンとからだを曲げて、その天河石の花の盃
を下の方に向けましたので、トパァスはツァラツァランとこぼれて下のすずらんの葉に落ち、それからきらきらころがって草の底の方へもぐって行きました。

りんどうの花はそれからギギンと鳴って起きあがり、ほっとため息をして歌いました。

「トパァスのつゆはツァランツァリルリン、
こぼれてきらめく サング、サンガリン、
ひかりの丘に すみながら
なぁにがこんなにかなしかろ」

うめばちそうはブリリンと起きあがってもう一ぺんサッサッと光りました。金剛石の強い光の粉がまだはなびらに残ってでもいたのでしょうか。そして空のはちすずめのめぐりも叫
びも、にわかにはげしくはげしくなりました。うめばちそうはまるで花びらも萼もはねとばすばかり高く鋭く叫びました。

「きらめきのゆきき
ひかりのめぐみ
にじはゆらぎ
陽は織れどかなし。

青ぞらはふるい
ひかりはくだけ
風のきしり
陽は織れどかなし」

野ばらの木が赤い実から水晶の雫をポトポトこぼしながらしずかに歌いました。

「にじはなみだち
きらめきは織る
ひかりのおかの
このさびしさ。

こおりのそこの
めくらのさかな
ひかりのおかの
このさびしさ。

たそがれぐもの
さすらいの鳥
ひかりのおかの
このさびしさ」

これらのイラストをホールの大画面でお楽しみください!

このシーンは只今苦戦してるシーンです。
このお花たちのセリフ難しいよ。
お花だけど、お花じゃないんだもん………。

彩木香里でした。

7月23日(日)
ポラン寄席 10:30開演
宮沢賢治イーハトーブ館ホール
入場料:500円
お出入り自由

ポランの会 Twitter
@polan_ginga
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