スター。

 

どうも、銀河一可愛い美沙です。

いよいよひなげしの咲く季節!

帰り道の駅のポスターが最近ポピー畑のものに交換されていました。

このポピーとひなげし、私は少し前までそれぞれ違う名称の花だと思っていたのですが、どうもそうではないらしいです。

ポピーというのはケシ科の植物全てを言い表す呼び名で、ケシ科のひなげしをポピーと呼ぶのも間違いではない、とのこと。

ひなげしは他にも、虞美人草、シャーレーポピー、コクリコ、とも言います。

私の地元でもポピー畑(アイスランドポピー)が見れる場所がありよく幼少期に両親に連れて行ってもらっていたので、ポピー自体は割と身近な花でした。

ひなげし、というのは『ひのきとひなげし』を読むまで知らなかったので調べて初めてひなげしというものを理解しました。そこでポピーとひなげし、という呼び名について知ったわけです。

ついでに道端でよく見る、薄紅色、薄いオレンジ色のひなげしはナガミヒナゲシで、ひなげしとはまた別ということも知りました。知っている花の名前が増えていく、というのもいいものだなあ、と思います。

 

 

 

 

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ひなげしはみんなまっ赤に燃え上がり、めいめい風にぐらぐらゆれて、息もつけないようでした。

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この一文で始まるひのきとひなげし。

一面に咲き誇っているひなげしというのを見に行ったことがあるのですが、圧巻という感じでした。見渡す限りの赤、赤、赤!!!(その時見たものは白や他の色もまちまちありましたが)

でも、こうやって見てみると、どれが一番きれい、なんて分からないしどれも可愛くて綺麗だと思うのだけど、ひなげし達からみると誰の方が綺麗、誰の方がいい、っていうのがあるのでしょうか。正直、ひなげし一つ一つの違いなんて見てる側は分からないよな~、と思います。

 

それでも童話の中のひなげし達には優劣が少なからずあるようで・・・。

 

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いちばん小さいひなげしが、ひとりでこそこそ云いました。

「あゝつまらないつまらない、もう一生合唱手だわ。いちど女王にしてくれたら、あしたは死んでもいゝんだけど。」

となりの黒渕のはひった花がすぐ引きとって云いました。

「それはもちろんあたしもさうよ。だってスターにならなくたってどうせあしたは死ぬんだわ。」

「うそうそ。とてもつまんない。そりゃあたしいくらかあなたよりあたしの方がいゝわねえ。わたしもやっぱりそう思ってよ。けどテクラさんどうでせう。まるで及びもつかないわ。青いチョッキの虻さんでも黄のだんだらの蜂めまでみなまっさきにあっちへ行くわ。」

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この二つのひなげしの会話曰く、

テクラさん>黒渕のはひった花>いちばん小さいひなげし

という図式になっている模様。

いちばん小さいひなげしは黒渕のはひった花よりもランクが下のようで、黒渕の花とテクラの間にその他のひなげしも入ってくるとは思いますが、とりあえずひなげし達のトップは女王であるテクラさん。

たくさんいるひなげしの中で虻や蜂が真っ先に行く、というのは中々の美しさと魅力を持っているようです。でも、彼女が女王である一番の所以は、蛙に化けた悪魔の問いかけに誰一人として答えない中、ただテクラだけが非常な勇気をもって悪魔に化けた蛙に答える、勇気なのではないかな、と思います。

個人的には、

テクラ>>>黒渕のはひった花>いちばん小さいひなげし

くらいの差があるイメージです。外見だけでなく、内面も他よりも上、な感じ。

そんなテクラも、最後はみんなと同じようにけし坊主になってしまうのですが・・・。

このひなげし達を今回は、宝塚の娘役をモチーフとして作ろうと只今奮闘中です。

女王になりたいと願うひなげし達を、スターを目指す宝塚の下級生。みんなの憧れのテクラをトップ娘役。ひなげし達を翻弄する悪魔を男役、ということでやっています。

今回、宝塚をモチーフにしてやろうと思った経緯は、

この童話では、合唱手(コーラス)、女王(スター)という名称が出てきます。

この役割づけが、現在の宝塚のスターシステムにも通ずるものがあったのと、美に執着しスターになりたいと強く想うひなげしの姿が重なるものがあったからです。

誰でもトップになれるわけではないこの世界。だからこそ、みんな憧れ奮闘するのですが、華やかな世界の反面不安や焦燥で狂おしく揺れ動く、そんなところも表現できればな、と思います。

男役をイメージしている悪魔は、一回目の青いフロックコートを羽織った小さな蛙は三枚目な男役、二回目のお医者は二枚目、な感じを目指しています。現在の宝塚では男役は特に人気が高く主演男役をトップスターといい、トップスターを中心に舞台構成が作られます。

ひなげしを騙そうと画策する悪魔。悪魔のシーンはひなげしをぐっと引き込んでいきたいですね。

 

よし、やろう!、と一概に言っても思うのと実際にやるのでは大違いなわけで・・・。

手持ちのDVD各種とにらっめこしながら研究しております。

手の角度からすべて決まっている世界。果たしてどこまで近づけるのか。

 

宝塚”風”、目指して頑張ります。理想を求めて一足ずつ!