GWは「心象スケッチ」三昧

GWが終わってやっと日常が戻ってまいりました。
何十時間も真面目にお勉強をして腰がピキピキきている彩木香里です。

合宿か!?という勢いで続いた座学。
ポランの会のGWは宮沢賢治の「詩」で始まって宮沢賢治の「詩」で終わりました。

ポランの会が始まってキャストと一緒に語彙辞典片手に座学をすすめたのは初めてです。
ただ、書かれてある文章に感情をこめて声に出すだけでなく、内容を理解したうえで表現するという階段をみんな登り始めました。

お題は、

岩手山
不貪慾戒
無声慟哭
春と修羅
東岩手火山
青森挽歌
噴火湾
小岩井農場7・9
春と修羅 序

調べてきてね!と言われても何からどう調べればいいのかわからなくて初日は全員困惑顔。

 

ん~ん・・・。といいう表情です。

詩の内容や雰囲気は理解できる。
が、しかし、賢治さんの言葉は一般的な知識だけでは追いつけない奥に深い意味が隠されていたりします。

「岩手山」

そらの散乱反射のなかに
古ぼけて黒くゑぐるもの
ひかりの微塵系列の
きたなくしろく澱むもの


この4つはわざわざ調べなくても知ってる言葉です。
でも、語彙辞典で調べると、もっともっと深く作品を知ることができます。

「底」はみんなが今まで関わった作品の中にも出てきています。
何気なく発していた「底」という言葉の奥を知り、今後の表現にも生かされるのではないか!と期待しています。

「岩手山」も、ただの山というだけではなく、賢治さんと岩手山の関係を知ると今までスルーしていた事にも引っかかるようになるのではないでしょうか。

膨大な調べものの課題をクリアした2回目の座学。
みんなの顔が少し明るくなりました。

この日は調べたことを踏まえてディスカッションしたり、収録したりしました。
青森挽歌についていろいろディスカッションしていくと、この旅がみんなの大好きな「銀河鉄道の夜」のシーンと重なって見えてきて、テンションも上がりました。
「銀河鉄道の夜」を上演する際調べてはいたものの、なかなか腑に落ちなかった「電気栗鼠」。噴火湾にそのヒントが隠されていました。

3回目。
みんなもうヘロヘロでしたが、精悍な顔つきになっているように思えます。

最終日は「春と修羅」の序を、思い思いの構成で収録しました。
一人で朗読する人、自分ともう一人の自分とを二人で朗読する人。(  )の言葉を何十にも重ねて表現する人。
それぞれの表現が生まれた瞬間です。

ものがたりグループ☆ポランの会という「私たちだからできる表現」。
「私たちにしかできない表現」を追求する旅はまだまだ続きます。
ワタクシ、いつか、この作品をCDにしたいな~なんて考えてみたりしています。

そして、この座学で鈴木太二が雑学王に輝きました
すごいすごすぎる何でそんな事知ってるの

みんなが太二を尊敬したGWでした。