あれから・・・

11月25日(日)11時~ 宮沢賢治イーハトーブ館ホールで朗読会を行います。
今回は、美沙と鈴木太二が出演します!

まなづるとダァリヤを朗読するのは美沙。
2016年の2月に初めて語った作品です。

くだものの畑の丘のいただきに立つ赤ダァリヤ、と黄ダァリヤ、
沼の方につましく立っている白ダァリヤ。
黄水晶、藍晶石、琥珀など、石にたとえた美しい風景は文字を読んだだけではなかなか理解できなかったため、
実際に画にしてイメージを膨らませました。

花の女王になりたいと願う赤ダァリヤ。その想いがどんどん自分を苦しめていく様子が、語り手自信の等身大の想いと重なってゆきます。

「こればっかしぢゃ仕方ないわ。
あたしの光でそこらが赤く燃えるやうにならないくらゐなら、
まるでつまらないのよ。
あたしもうほんたうに苛々してしまふわ。」

あれから・・・約3年。
赤ダァリヤだけでなく、白ダァリヤやまなづるの存在は今の美沙にどう映っているのでしょうか?
宮沢賢治がまなづるとダァリヤの初稿を書いた年齢と同じ歳です!

 

虔十公園林を朗読するのは鈴木太二。
2017年に初めて語った作品です。

「やぃ。虔十、此処さ杉植るなてやっぱり馬鹿だな。
第一おらの畑ぁ日影にならな。」

宮沢賢治が書いた作品は、賢治が生きている間は世間で認められらかった。
けれども、自分を信じ、行動し、書き続けた。
それが今、私たちにとってとても大きな存在になっている。

虔十の生き方は賢治そのもののように思えます。
「本当のさひわい」とは何かを考えさせられる、とてもいいお話です。

全く全くこの公園林の杉の黒い立派な緑、さはやかな匂、夏のすゞしい陰、月光色の芝生がこれから何千人の人たちに本当のさいはひが何だかを教へるか数へられませんでした。
そして林は虔十の居た時の通り雨が降ってはすき徹る冷たい雫をみじかい草にポタリポタリと落しお日さまが輝いては新らしい奇麗な空気をさはやかにはき出すのでした。

 

3連休の最終日。
花巻へご旅行のみなさま!花巻といえば宮沢賢治!
童話村、宮沢賢治記念館、レストラン山猫軒の近くですので、
ぜひぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

ものがたりグループ☆ポランの会がお届けするちいさな朗読会
入場は無料です!

宮沢賢治イーハトーブ館

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